ねずみ講！？ネットワークビジネスの報酬プラン

ネットワークビジネスはマルチ商法とも呼ばれ、会員を勧誘して増やしていくという点でねずみ講と似ており、勘違いされやすいビジネスです。

ネットワークビジネスとはどのような仕組みで報酬を得ていくビジネスなのでしょうか。ねずみ講と比較しながら見ていきましょう。

ネットワークビジネスで収入を得る仕組み

ネットワークビジネスは「連鎖販売取引」「MLM（マルチ・レベル・マーケティング）」と呼ばれる合法的なビジネスです。

まず自分が組織の会員となり、別の人を勧誘して会員を増やしていき報酬を得るシステムです。

ネットワークビジネスは

• 商品やサービスを購入する。
• 会員費はなし。もしくは少額。
• 収入が得られる範囲が限定されている。

という特徴があります。

一方、ねずみ講は「無限連鎖講」と呼ばれ「無限連鎖講防止に関する法律」で禁止されているビジネスです。

ねずみ講は

• 販売する商品やサービスがない
• 会員費などの高額なお金だけが動く
• 収入が得られる範囲が無限

という特徴があります。

ネットワークビジネスは商品やサービスが存在し、それを販売・購入することで収益を上げることが目的です。

しかし、ねずみ講は販売している商品などはありません。会員費という名目で高額なお金を集め、そのお金を分配することで収入を得ていきます。

範囲の制限もないので、どんどん人を勧誘し会員を増やしていけば自分にお金がどんどん入ってきますよという話なのです。

ネットワークビジネスも組織の会員になりますが、商品販売で利益を得ることが目的なので会員になるための費用は要求されません。要求されたとしても少額です。

ねずみ講は商品がなくお金を集める手段は会員費なので、高額な値段設定になっています。

ネットワークビジネスは自分が勧誘した人が誰かを勧誘して会員を増やし組織を大きくしたり、商品を購入したりすることで自分に報酬が発生します。

収入が得られる範囲は、自分が勧誘した子会員、子会員が勧誘した孫会員までの範囲であったり、自分の直下に置ける子会員の数を制限していたりします。

ねずみ講のように無限ではなく、様々な制限があるので法律に抵触することがないのです。

このように、ネットワークビジネスとねずみ講では人を勧誘するという会員の増やし方は同じですが、収入を得る仕組みが違っています。

まとめ

今回はネットワークビジネスの報酬やその仕組みついて説明しました。企業によって採用している報酬プランも違い、それぞれメリットもあればデメリットもあります。

始めにチェックして取り組むことをオススメします。

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