「マルチ商法」などと言われているリーウェイですが、中には「リーウェイはネズミ講だ」などという声も見られますよね。
しかし結論から言ってしまえば、リーウェイはネズミ講ではありません。
その理由をこの記事で理解して頂ければと思っております。
「リーウェイはネズミ講だ」なんて言っている人というのは、マルチ商法についてもネズミ講についてもあまり理解されていない方なのではないでしょうか。
それぞれに具体的な決まりがあるので、そういった部分を確認していきましょう。
目次
【合法】まずはリーウェイの仕組みを確認
さて、まずは合法であるリーウェイの仕組みから見ていきます。
マルチ商法と呼ばれる手法でもあるのですが、基本的に自分の使った商品を他の人に紹介して、その紹介した先の人が商品を購入すれば、自分に報酬が入るというシステムです。
「あれ？ネズミ講じゃん」と今の説明を読んで思った方もいるかもしれませんが、ネズミ講というのは枝分かれの先の末端の人の売り上げでもトップクラスの人に報酬が入ります。
しかしマルチ商法の場合にはその報酬が入る範囲というのが決められているため、トップクラスの人だから必ず稼げるというわけでもないのです。
逆に言えばトップクラスの人よりも末端の人の方が多く報酬を手に入れているといういわば“下剋上”のような構図もあり得ます。
【違法】ネズミ講の仕組みを確認
さて、先ほどまでは合法であるマルチ商法についてのお話でしたが、ここからは違法であるネズミ講についてのお話です。
先ほどマルチ商法というのは実際に商品が流通しているのですが、ネズミ講となれば商品なんてものはありません。
「会員」になるためのお金を取って儲けていくだけです。
そしてマルチ商法は報酬が入る範囲が決められていると話しましたが、ネズミ講はどんなピラミッドの末端の人からの売り上げでも、必ずピラミッドの頂点の人たちに報酬が入るようになっています。
結局のところは「創業者が絶対的に儲かる」ようなシステムなのですね。
ネズミ講という呼ばれ方をしていますが、正式には「無限連鎖講」という名前で取り締まられています。
なかなか素人にはマルチ商法とネズミ講の境界線が難しいかもしれませんが、いずれネズミ講には商品そのものがないので、「商品の有無」が一番見分けるのに扱いやすいポイントだと思います。
マルチ商法も一歩間違えれば違法に
ここまでいいだけ「マルチ商法は合法だ」と言い張りましたが、マルチ商法も一歩間違えれば違法になります。
というのも相手への“誘い方”が大切なのです。
本来このような誘い方をして来てくれるような友人はいないと思いますが、「リーウェイの勧誘をしたいからあそこのカフェで会わない？」といって誘わないと、違法になります。
言い方を変えれば、「リーウェイの勧誘をすると告げずに友人をカフェに誘う」ということを行った時点で、罪に問われます。
あらかじめ勧誘をすることに対して了承を得るということが必要だとされているのです。
「いちいち了承を得ていたら儲からないじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、法律ですのでしょうがないですね。
また「これを飲めば病気が良くなるよ」といった100％噓をつくのも違法。
当たり前ではありますが、断定的な判断を提供したということになるので注意しましょう。
こうした注意点以外にも「これをやったら違法」というポイントがいくつかあるので、実際に行う場合にはこうした部分を100％理解してから行うようにすることが大切です。
マルチ“まがい”商法もあるみたい
「マルチ商法みたいだけど本当はネズミ講」という何とも分かりにくいものもあるようです。
皆さんもご存じかと思いますが、一時期「十数万の壺を売りつけられた」などという詐欺が有名になりましたよね。
そうしたものはこのマルチまがい商法である可能性があります。
文章にしてみると、「価格と原価が釣り合わなすぎる設定になっている」というものです。
例を挙げると、「原価5000円の壺を30万円で売った」などというもの。
絶対に5000円の壺に価格をつけるとしたら30万円は高すぎますよね。
こうしたパターンの場合にはマルチ商法ではなくネズミ講に部類されるので、気を付けましょう。
まとめ リーウェイはネズミ講じゃないよ
何度も言うようですが、リーウェイのようなマルチ商法はネズミ講ではありません。
商品が実際に存在しているので。
それにピラミッドのてっぺんだけが儲かるようなシステムでもないので、下剋上があり得る世界でもあります。
ネズミ講というのは必ずピラミッドの下よりも上の人たちの方が儲かるようになっていて、どんなにピラミッドが大きくなっても必ず上の人たちが一番儲かります。
そういった中身の構造にも違いがあるわけですね。
とはいえマルチ商法であっても一歩間違えれば違法となるので、厳重な注意が必要です。
一時期流行った「数十万円の壺を売りつけられた」という話も、マルチまがい商法である可能性があるので、注意しましょう。
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