FXでは「通貨ペア」を選んでトレードすることになります。
通貨ペアによって「ハイリスクハイリターン」になったり、「ローリスクローリターン」になったりしますから、通貨ペアの選定は非常に重要です。
そこでここでは、「通貨ペアのおすすめはどれ?」というテーマで解説していきます。
目次
FXの通貨ペアを選択するコツ4選|こんな通貨ペアがおすすめ!
1:「通貨ペアのトレード量」を見る
トレード量が多い:相場が安定しやすい
トレード量が少ない:相場が変動しやすい
という傾向があります。
ちなみに「トレード量のトップ5」は1位から順に、米ドル、ユーロ、日本円、ポンド、豪ドルです。
特にFX初心者の皆さんには、これらの通貨を組み合わせた「通貨ペア」をおすすめします。
※詳しくは後述しますが、「ポンド」は例外です!
2:「通貨ペアのボラティリティ」を見る
ボラティリティ:値動きの変動率(どれだけ大きく値動きするか)
例えば、「ユーロ円」「米ドル円」は安定したトレード量がありますから、ボラティリティが小さくも大きくもないと言えます。
そのため、じっくりと値動きを分析できる通貨ペアであると表現できます。
そして、「ボラティリティが大きい」と、ハイリスクハイリターンになりやすいです。
トレードの難易度が上がりますが、短期的に効率よく稼げる可能性もあるのですね。
ちなみに「ポンド」は先進国の通貨のうち、一番ボラティリティが大きいです。
ですから、「トレード量は多いものの、初心者にはあまりおすすめできない」と言えますね。
3:「通貨を発行している国の経済状態」を見る
「経済・政治的に不安定な国」の通貨は不安定であり、急変動しやすいです。
具体的に言うと、「新興国の通貨」ですね。
FXトレードで扱うと難易度が高くなりますから、ビギナーの皆さんはあまりおすすめしません。
反対に、「経済・政治的に安定している国」の代表格はアメリカや日本です。
実際、米ドルや日本円を指して、「安全通貨」などと表現されることさえあります。
4:「スワップポイント」を見る
スワップポイント:通貨ペアごとに設定されているポイント
スワップポイントがプラスの通貨ペアの場合、持っているだけでもお得です。
しかし、スワップポイントがマイナスの通貨ペアに関しては、「マイナススワップのぶんをカバーできるように、取引で利益を出す」ということをする必要があるので気を付けましょう。
また、同じ通貨ペアであっても、FX業者によってスワップポイントは異なります。
ただしスワップポイントは、「特定の時刻をまたいでポジションを持っている」ときに付与されます。
そのためスキャルピングトレードやデイトレードをして、その「特定の時刻」までにポジションを全て手放すようにすれば、スワップポイントのことを気にせず取引することが可能となります。
おすすめの通貨ペア5選|初心者でもFXトレードで勝つために
ここまでは、「FX通貨ペアの選び方のおすすめ」を紹介しました。
その内容を踏まえつつ、今度は「具体的なおすすめ通貨ペア」を5つ挙げていきます。
おすすめ通貨ペア1:米ドル円
米ドル:トレード量トップであり、情報を集めやすい
日本円:日本人にとって親しみやすい通貨(トレード量も多い)
などという特徴がありますから、「米ドル円」は通貨ペアとして最もおすすめです。
値動きがかなり安定していますから、FXビギナーの方には特に推奨します。
おすすめ通貨ペア2:ユーロ円
やや乱暴な言い方になりますが、「ユーロの特徴は、米ドルとほぼ同じ」です。
実際、「ユーロの値動き」と「米ドルの値動き」も似ています。
そして例えば、「ドル円のFXトレードをしたいものの、ドルの動きに関して不安材料がある」という状況になったとします。
このとき、ユーロの値動きを見ることで、「米ドルの分析」の精度を上げることができる可能性があります。
おすすめ通貨ペア3:ポンド円
先ほどもお伝えしましたが、「ポンド」はボラティリティが非常に大きいですから、初心者向けの通貨ではありません。
しかしそのぶん短期間で稼ぎやすいとも言えますので、中級者以上の方であれば選択してみる価値がある通貨ペアだと思います。
おすすめ通貨ペア4:ユーロドル
トレード量1位の米ドル、2位のユーロの組み合わせです。
先ほど、「日本人にとってなじみがある」という理由もあって円ドルをおすすめしましたが、「日本円に特別な魅力を感じない」という場合は、このユーロドルを扱うのもいいでしょう。
円ドルと同じく、ファンダメンタルズ分析・テクニカル分析がともにしやすいです。
「スワップポイント狙い」の取引でおすすめのFX通貨ペア4選
「スワップポイントで稼ぐことを目的としたFX手法」のことを、「スワップポイント狙い」などと言います。
スワップポイント狙いをするときにおすすめの通貨ペアは主に以下の通りです。
・南アフリカランド円
・トルコリラ円
・メキシコペソ円
・ポンドフラン
特にスワップポイントが大きいのは「ポンドフラン」です。
また、数年前に比べると「トルコリラ絡みの通貨ペア」のスワップポイントは下がっていますが、それでもまだまだスワップポイント狙いをしやすい水準であることは確かであると感じます。
ただし、「スワップポイント狙い」には、「スワップポイントが高い通貨ペアは『相場変動』が激しく、『スプレッド』が広い傾向にある」という注意点があります。
単純に「スワップポイントが高い通貨ペアを持っているだけで儲かる!」とは言えないので覚えておきましょう。
補足:FX通貨ペアに関する注意点
全てのFX業者が全ての通貨ペアを扱っているわけではありません。
FX業者ごとに「取り扱い通貨ペア」があり、その中から選ぶことになります。
そのため、例えば「FXに慣れてきたので他の通貨ペアを試そうと思ったら、利用しているFX業者が扱っていなかった」ということがあり得ます。
ただ、ドル円、ユーロドル、豪ドル円などをはじめとする「主要通貨ペア」は、ほとんどどの業者でも扱っているはずですから、困ることはあまりないはずです。
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